という自負と自覚があるのは大切な事だけど、その意識だけが暴走すると途端にこっけいに見える事があると思います。
フィギュアネタなのでたたみますね。
それは間違い無い。
和気藹々としたキスクラ、素晴らしい演技には国を越えて称える姿。
スポーツマンとしての素晴らしい姿勢を見せてもらい、とても楽しかった。
サイトで見た「ありがとう東京」の写真は日本人として、フィギュアファンとしてとても嬉しかった。
それについて誰か詳しく書いてくれる人はいないか・・・と、思っていたがニフティだったので嫌な予感がしたが、それは的中してしまった。
やっぱり。
あくまで「一部のファンが暴走した」とする姿勢はゆるぎなく、「暴走」とする気持ちを発言した張本人については全く触れようともしない。
何故「選手たちを支えることを仕事とする人々が、業務に支障をきたした」騒動が起こったのかのきっかけを考えた方が良い。
本当に「一部のファン」だけの行為だったのか。
「一部のファン」だけが「暴走」しただけで「参加を断念せざるを得ない海外選手が出てきた」のか。
国別対抗の試合に関係ない選手のファンが大勢束になって日本選手に誹謗愁傷を浴びせかけた事、それによっていわれの無い罪をきせられた選手達が大勢いた事、大切な試合の前に「妨害工作があったのか」とインタビューまでされてしまった選手が複数いた事を。
でもま、「世界女王」はあの発言で日本ではフィギュアファン以外からの支持もかなり失ってしまったし、騒動のきっかけには触れずに「一部のファン」に責任を押し付けた人物達もかなり支持を失っただろうし、天は見ていると思うんですけどね。
「わたしはこれだけの○○なのだ」
と本人がいくら言っても、言動がそれに伴わなければそれはただの痛い自己主張としてしか捉えられません。
誰とは言いませんがそのような意識を感じると、もうスーっと冷めてしまってその人に対して思いいれどころか好意的に見ることも出来なくなります。誰か注意してくれる人もいないのだろうかと哀れに思うし。
ヒトはある程度の立場に立ってしまった事を自覚すると、高みから見た景色の為に「わたしはこれ程の○○なのだ」という自負で物事が見えなくなる時があります。
「初心に帰れ」という言葉は単なる努力せよという意味合いだけではなくて、そのような時にも役に立つのではないでしょうか。
わたしは地位も名誉もない素人で人の上に立つ事はありませんが、それでも冷静になる事や素人であるという気持ちは忘れてはいけないと思います。
こんな辺境ブログでも見てくれる人はいる訳だし(ありがとうございます!)
謙虚に生きるって難しいけど、でも一生忘れちゃいけない事だと思います。
気をつけなきゃ・・・本当に。
フィギュアネタへの拍手をありがとうございます!m(_ _)m
Category - ドールと関係ない日常